2024/10/08 12:04

日本における犬の飼育犬種ベスト10 (過去10年の推移)

日本における犬の飼育犬種人気は、時代とともに変化しています。

ここでは、一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)が毎年発表している犬種別犬籍登録頭数を元に、過去10年間の推移をランキング形式で紹介します。

 

2012年~2021年の年間犬種別犬籍登録頭数に基づくランキング

順位犬種2012年2013年2014年2015年2016年2017年2018年2019年2020年2021年推移傾向
1トイプードル1位1位1位1位1位1位1位1位1位1位圧倒的な人気を誇り、10年間不動の1位
2チワワ2位2位2位2位2位2位2位2位2位2位トイプードルに次ぐ人気を維持
3ミニチュアダックスフンド3位3位3位3位3位3位3位3位3位3位長年上位にランクインしている人気犬種
4柴犬5位5位4位4位4位4位4位4位4位4位根強い人気を誇り、上位をキープ
5ポメラニアン4位4位5位5位5位5位5位5位5位5位上位を維持しているものの、近年は頭数が減少傾向
6ヨークシャーテリア6位6位6位6位7位7位7位6位6位6位比較的人気を維持している
7フレンチブルドッグ14位11位9位8位6位6位6位7位7位7位年々順位を上げており、近年人気が上昇している
8シーズー7位7位7位7位8位8位8位8位8位8位比較的人気を維持している
9ゴールデンレトリバー8位8位8位9位9位9位9位9位9位9位大型犬の中では人気が高く、上位を維持
10パグ9位9位10位10位10位10位10位10位10位10位着実な人気で10位をキープ

※ 注意点

このランキングは、JKCに登録されている犬のみを集計したものです。JKCに登録されていない犬は含まれていません。
犬種の人気は、飼育頭数だけでなく、メディア露出や社会現象なども影響するため、このランキングが全てを表しているわけではありません。

 

まとめ

過去10年間、小型犬の人気が続いており、特にトイプードルとチワワは不動の人気を誇っています。一方、フレンチブルドッグは年々順位を上げており、近年人気が高まっていることが分かります。

 

 

1. トップ3の安定性:

– トイプードル:10年間不動の1位
– チワワ:2位を維持
– ミニチュアダックスフンド:3位を維持

 

2. 小型犬の人気:

 

上位を小型犬が占める傾向が続いており、トイプードル、チワワ、ポメラニアン、ヨークシャーテリアなどが常に上位にランクイン。

 

3. 日本固有犬種:

 

柴犬が4位前後を維持し、近年さらに注目を集めている。

 

 

 

4. 人気上昇犬種:

 

フレンチブルドッグが急上昇し、ここ数年でトップ10入りを果たした(14位から7位へ)。

 

5. 大型犬の人気:

 

ゴールデンレトリバーとラブラドールレトリバーが安定して上位にランクイン。

 

 

6. 順位変動:

 

– ポメラニアン:上位を維持しているが、近年は頭数が減少傾向
– シーズー:長年人気を保っているが、近年はやや順位を下げる傾向

 

7. データの注意点:

 

このランキングは日本ケネルクラブ(JKC)の登録データに基づいており、未登録の犬は含まれていない。

また、メディア露出や社会現象なども犬種の人気に影響を与える可能性がある。

この10年間、小型犬、特にトイプードルとチワワの人気が圧倒的に高く、一方で柴犬やフレンチブルドッグなど一部の犬種の人気が上昇しているのが特徴的です。大型犬ではゴールデンレトリバーとラブラドールレトリバーが安定した人気を保っています。